〜明治時代から昭和初めまで、ウラジオストークには日本人居留民多数(数千人)が定住しており、日本人町、西本願寺などもあり北の大地に夢を馳せた人々が活躍していた。その中でも、「浦潮日報」の創設に関わり、日本人居留民会会頭を勤め、ロシア革命を目撃した堀江直造、現地生まれの正三親子の歴史を物語る堀江関連資料は極めて貴重で、評価の高いものである。〜

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敦賀と浦潮を結ぶ国際航路があった!当時大陸への『夢』を運んで就航していた鳳山丸

居留民の心の支え「西本願寺浦潮別院」

祭日に西本願寺に集まった日本人居留民たち

堀江商店と西シベリア商事は堀江直造氏がウラジオストークに開設し、明治〜大正と活躍しロシア各地に支店もある著名企業で、日用雑貨、食品などを扱う商社であった。

1919年当時の西シベリア商事(ブラゴベーシェンスク)

右直造氏、学生服姿が正三氏(1916年浦潮)

当時のルーブル紙幣

堀江直造氏への宛名書き(1919年)


堀江満智(直造の孫娘・京都市在住)さんが実家に保管されていた祖父・直造と父・正三両氏の遺品の写真と日記や手紙類の整理を行い、自分自身の日露友好交流経験を加筆し出版した著作。ウラジオストーク日本人街の貴重な歴史を掘り起こした話題の力作。出版社:新風書房 定価1500円+送料500円で販売中。

連絡先は 日露ビジネスセンター大阪事務所(大阪市福島区吉野1丁目5-17-202) 

Tel 06-6459-2747 Fax 06-6459-2748  e-mail mortekjp@sweet.ocn.ne.jp
















大正7年革命勃発・反革命に駆けつける志願兵(1920年ごろ)

日露戦争直前にウラジオストーク港に停泊するロシア海軍・戦艦《グロモボイ》の雄姿(1902年)

ロシア人水兵と談笑するウラジオストーク在住の日本人女性
ハバロフスク中心に今も佇むロシアホテル跡・竹内家の笹リンドウの家紋が見える(大正元年建設)

思い出の浦潮日本人街




〜関西日露交流史研究会運営委員として活動する堀江満智さん〜


自宅前の堀江さん。アルセーニエフ歴史博物館職員エレナ《左》さんとともに。

北海道で開催の歴史シンポジウムに参加《中央女性が堀江満智さん》

ウラジオストーク中心街に残る堀江商店跡(現在工科大学として利用されている)


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