平成19年11月1日、社団法人大阪国際ビジネス振興協会主催のビジネスセミナーが大阪商工会議所に隣接するマイドーム大阪で開催され、日露ビジネスセンター代表・岩佐毅氏が「ロシア貿易最前線」と題して約80名の参加者の前で講演し、約1時間熱弁をふるい、好評を博しました。
代表は32歳でほとんどゼロから独立開業、旧ソ連時代ソ連海運省とのビジネスを開拓、船舶修理、舶用機器輸出などに従事、モスクワ、シンガポールなどにも進出し、年商18億円まで発展させました。そして、旧ソ連崩壊の影響もろに受け52歳で倒産、その後数年間は辛酸をなめましたが、得意のロシア語会話力を生かして再起をはかり、現在は姉妹会社(有)トライデントで中古自動車、タイヤ、建設機械などの輸出をはじめ、年商約3億5千万円まで業績が回復し、着々と復活を果たしつつある経験を講演しました。
そして、今年10月にモスクワを訪問した際に見聞したロシア最新事情や、関西、富山、新潟などの日露の経済交流の具体的現状などについても紹介しました。
最後に(有)トライデントのスタッフとして活躍中のナターリアさんと研修中のウクライナからの留学経験者のアナスターシヤさんを紹介し、大きな拍手を浴びました。
(平成19年11月3日) |