講演会「落第社長のロシア貿易奮戦記」
〜(社)青梅青年会議所にて開催〜
平成17年3月16日東京都青梅市社団法人青梅青年会議所において、日露ビジネスセンター代表・岩佐毅氏の講演会が開催されました。
代表は10年前に、それまで18年間経営していた、対ソ貿易商社(年商約20億円、船舶修理、舶用機器、建設機械輸出業)をソ連崩壊後の混乱と5億円の不良債権発生により破産整理した経験があります。
青年実業家を前に熱弁をふるう岩佐代表
また、代表は32歳でゼロから創業し、10年後にはシンガポール、モスクワなどにも進出を果たし、ソ連海運省との取引を大きく延ばしながら、バブル経済とソ連崩壊により倒産した過去の様々な失敗や経験をユーモアを交えて語りました。
また、旧ソ連諸国の生々しい実態やソ連崩壊後の大きな変化を、100回以上にわたる訪問経験を振り返りながら語りました。
また、52歳で倒産後、トラック運転手、廃棄バイク収集業、ガードマン、学校宿直員、引っ越し屋手伝いなどを転々とした数年間にわたる臥薪嘗胆の日々を淡々と話しました。その後、ロシア、CIS諸国の経済復興の波に乗り、再度ロシア及び旧ソ連圏貿易コンサルタントとして復活を果たしつつある現状と、残された人生を人間としてどう生きるべきかとの抱負を語り聴衆の拍手を浴びました。
留学生も応援に駆けつけ交流会に参加

  現在は日露ビジネスセンターを立ち上げ、大阪を本拠に、東京、新潟、ウラジオストークにも事務所を開設し、ロシア、ウクライナ、ウズベキスターン、カザフスターン、キルギスターンなどの青年や留学生をスタッフに迎えて、ロシア語、ウクライナ語通訳・翻訳・貿易コンサルテーションなどを行っています。尚、代表の座右の銘は「人生すべて塞翁が馬」、「虎は死して皮を残し、人は死して名を残す」とのことです


もどる