ウラジオストークの剣道場
〜ウラジオストークと新潟を結んで剣道通じた交流〜
ロシア沿海州ウラジオストーク市では日本の伝統的武道である「剣道」道場が、平成9年ごろ新潟市とウラジオストーク市姉妹都市10周年記念の訪問団が武具を愛好家たちに贈呈したことをきっかけに開設され、新潟県剣道連盟や常任理事でもある近藤武道具店(代表者 近藤憲英氏)などの支援で活発な活動を続けています。日本ではスポーツとして剣道がとても人気があり、よく知られている
"東一騎打ち"というスポーツと言われている。
ウラジオストークのSOLKI道場長であり、剣道二段を保持しているボリス・ミーシンさんの話では、剣道という日本の伝統的格闘技術の有段者であるハルチェンコとシャファロフソフ、スシンスキー、ドウビリンという青年達が、連続で何年間もすべてのロシアの剣道試合には勝ち続けているとのことです。沿海州がロシアの格闘技の中心地であるということは、既にロシアだけではなくて、剣道発祥地である日本でも認られています。SOLKIというスポーツ団体は新潟県と新潟市の剣道連盟に全面的協力支援を受けており、昇段試験などのため新潟をよく訪問しています。こういった剣道と言うスポーツを通じた日露の友好交流はロシアと日本双方の国民を、互いに精神的及び文化的に更に接近させることに大いに役立っています。(記事はエレナ・レオーノバ通信員、写真はSOLKI剣道場提供) |